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2007/10/2 東海のミニ尾瀬 Ⅱ 前回の続きです
再び湿原に戻って行きますと、木道に入る手前の広場でお弁当を広げていた幼稚園児たちの声がそんなに遠くないところから聞こえてきて、小さな湿原だということがいやでもわかります。 とこの方仰いますが、尾瀬でも釧路でも(彼女はどちらも都合が悪くなって行ってません)雑草ばかり…と思って私たちはスタスタと歩いて行ってしまうその中に、お宝花々が咲いていたりするんです。 旅行会社のパンフレットに載っているような見事な群生を見たいと思ったら、その年の天候などを考慮に入れて目的の花の開花時期に合わせて出かけなければ中々お目にかかれないもので、暇な時にお天気次第…なんてことを言っていたのではよほど運がなくては無理というもの。 この時期にこの湿原で見られる花とか鳥の資料を集めて持って行ったので、こんなにたくさんの写真が撮れたわけですが、実は本当に珍しいものをたくさん見逃していたに違いありません。 雑草の中にぽつんと咲いていたのがこの『サワシロギク』で、直径2~3㎝の可憐な白い花。
咲き始めはこんな白い花ですが、次第に紅紫に染まっていくそうです。
結構見かけたのがこの『サワヒヨドリ』と『キセルアザミ』というどちらもキク科の花。
ヒヨドリが鳴くころに咲くのでこんな名前がついたのだそうですが、これはまだ蕾のようで資料を見た感じではイワショウブと同じようにこの蕾のひとつひとつが開いてくるようです。 高さが40~80㎝になるので雑草の中からニョキっと出ていて見つけやすい花です。
もう一つの『キセルアザミ』は、アザミという花を知っているということと花が大きいということで見つけやすい。 花の下で茎がキセルのように曲がっているのが特徴で、花が終わると普通のアザミのように上向きになります。 花が大きめ(といっても普通のアザミと同じくらい)なので蝶々も止まりやすいのか一心に蜜を吸っており、最初は羽を閉じていたので白地に茶色と黒の模様で地味な蝶だな…
と思ったのですが、よくよく見てみると重なった下の羽がピンクで、更に羽を開いたらオレンジ色が出てきて、惜しくも先っぽがちょっと欠けてしまいましたが羽を開くのを待ってシャッターを押しました。 こちらのキセルアザミはまだ花が咲いているうちからなぜか上向きになっていて、忙しく羽をはばたかせながらアゲハ蝶さんがお食事中。
草丈は50~100㎝。
木道からかなり離れた草むらに見つけたのが下の『サワギキョウ』です。
ぐぅぅ…あまりにも遠すぎる…
「ワレモコウが見つからなーい!」
『ワレモコウ』 この花はよく生け花などに使われているのでご存知の方も多いと思います。 紫に近い紅色の【花序】というのだそうですが、およそ花らしくない花びらのない1~2㎝の楕円形をしたものが細い茎の先に付いており、決して華やかではないのですがどんぐりとか松ぼっくりのような親しみ感があってか、スンナリ私の記憶にインプットされた花です。
ということで、子供たちがお弁当を食べていた広場の看板に出ていたこの時期の主だった花はすべて見つけて参りました。(^ー^)v 何方様かは忘れましたが、行きにあれだけドタバタしたので帰りもさぞかし… と期待されてしまいましたが、予定通りのバスに乗ってスムーズに帰ってきました。(^m^;
2007/9/29 東海のミニ尾瀬 Ⅰ 前回の記事からの続きです。
入り口近くとはいうものの、プクプクと湧水のあるらしき池のほとりを通り過ぎ、私有地の林の中をしばらく歩いて行くと、ここからが本当の『葦毛湿原』だと示す大きなレプリカが立っていました。 あまりにも大きな木だったので、この木が本物かどうか近くに寄って見ていたら、レプリカの後ろに一本の幹があるのがお判りかと思いますが、その下の方に小さく茶色いものがあるのが見えますでしょうか?
サルノコシカケのような大きなきのこがありました。
『葦毛』ってどう読むの?
お馬さんがお好きな方ならば、即座に《あしげ》とお読みになるかもしれませんが、実はこれ《いもう》と読みます。
昔 源頼朝がこの地を訪れた時に厳しい山越えのために愛馬であった葦毛の馬が死んでしまい、ここに手厚く葬ったということからそんな地名になったそうです。
葦毛湿原は『東海のミニ尾瀬』と言われていますが、他の湿原とはちょっと違っていて植物の堆積物がほとんど存在しないそうです。
湿原の中枢部はシルト・粘土層というもので覆われているそうですが、流水のあるところではこれが流出してしまい、水を貯留する帯水槽がきわめて貧弱なのだとか。
が、なぜかここには一定量の水が常に確保されていて湿原が生き続けています。
その理由は背後の山腹斜面に年中枯れることのない供給源があるそうで、これが地下からの湧水なのか貯留された雨水が流れ出しているのかは現在のところ不明だそうです。
さて、ややこしいお話はこのくらいでおしまいにして、いよいよ湿原の中に足を踏み入れます。
こんな木道を進んでいくとサングラスが落ちており、きっと写真撮影をする時にはずして忘れていったのだろう…
と、踏まれないように近くの木に引っかけておきましたが、しばらく行くと先の方でカメラを抱えた男性が二人しゃがみ込んで何か話している姿が目に入ってきました。
声をかけてみるとサングラスはこの方たちのものだとわかり、持ち主の方が引き返していきました。
残った男性から教えていただいたのがこのミミカキグサです。
私たちだけだったらきっと見逃していたに違いない3~4㎜の小さな花です。
正確に言いますと、右側のシラタマホシクサの根元にちんまりとある黄色い花が『ミミカキグサ』で、木道の下の方にあってうまく写りませんでしたが、これ 立派な食虫植物なんだそうです。
左側の花も同じくミミカキグサですが、こちらはちょっと大きくて(といっても5㎜くらい)
『ホザキノミミカキグサ』です。
ミミカキグサの高さが5~15㎝であるのに対して、こちらは10~30㎝の高さなのでなんとか写せました。
これが『シラタマホシクサ』です。
伊勢湾沿岸の湿地にだけ生える1年草で、高さは20~40㎝。
花は直径6~8㎜の白い毛が球状になっているのでこんな名前がついたとか…
次に見つけたのがこの『イワショウブ』です。
花茎の高さは20~40㎝。花はちょっとボケてしまって分かりづらいと思いますが1㎝ほどのショウブによく似た小さなものが総状についています。
この植物は、ミカワバイケイソウやミズギクと同じように氷河期の遺存植物と言われているそうです。
木道がT字に分かれていたので、私たちはまっすぐには進まずにそこで曲がって行ったのですが、木道がなくなって左へ行けば『東海自然歩道』となっていたので、これは山を登ってしまうと判断して反対側の細い道に入りました。
ところが、この道は私たちのように先へ進めなかった人たちが歩いたけもの道のようなものであったらしく、道はどんどん狭くなりそれでも引き返そうとしない私たちも私たちですが、クモの巣なんかが張っていたりするこんなところでした。(^m^;
枯れ枝を拾ってクモの巣を掃い、倒木をまたぎ、雨の日には小川になりそうな川底を歩き、やがて湿原の外に出てしまいました。
そうなんです、なにしろ『ミニ』とついているくらいですからそんなに広くはない湿原なんです。
つらつらと歩いてしまえば3~40分もかからないと思います。(^m^;
重くなりそうなので続きはこの次とします
2007/9/27 初めての土地で 再びナビのMioちゃんがらみとなりますが、前回ひるがのに連れて行っていただいたお返し…とばかりに、ドライブ中に話題にした『葦毛(いもう)湿原』のシラタマホシクサが咲いたとテレビで見て、お誘いの電話をかけました。
が、 「豊橋なら電車で行ったほうが早いから電車で行こう!」 と言われ、私としてはMioちゃんを使って車で行きたかったのですが、言われてみれば確かに電車のほうが早いので不承不承ながらも承知して、 しからば… と、彼女と待ち合わせの駅ホームからの特急電車の時間・行き先のバス停名や乗り場・往復の時刻などを調べて大船とはいかないまでも『小舟』くらいは準備したつもり。 待ち合わせのホーム階段の近くということに決めたのですが、そこが私のいい加減な性格というもので、ここは地元の私が動かねば…とカッコイイことを考えて 「あ、階段二つあるけど私うろうろするから大丈夫!」 なんて、いつも早めに待ち合わせ場所に来ている彼女の動きに合わせて、予定していた電車が到着する15分前には駅のホームに着いて、電車が到着するたびに北と南の階段を行ったり来たりしていましたが、予定の時間を過ぎても友人の姿はなし。 時刻表を見ていると、ホームに入ってくる電車がずいぶん遅れているようで、友人が乗ってくる線とはまったく関係のない○○線で△△故障のため電車が遅れているとアナウンスがあり、ホームでは駅員さんたちがバタバタと走り回り、「電車が発車します!」とアナウンスがあってもその電車がなかなか発車せず、 「×号車、発車できませんか?」 2度3度スピーカーを通しての確認がなされてやっと電車が出て行き、次の電車がホームに入ってくるということが繰り返され、予定時間より30分ぐらい後になってやっと友人の乗った電車がやってきました。 次に乗る電車も当然遅れて駅に入り、乗り込んでやれやれと一安心していると、ホームのアナウンスは豊橋駅より手前の駅行きが発車すると告げています。 え?(;・・)(・・;) 遅れた時間を調整するために私たちの乗った電車が途中で引き返すことになったようで、見知らぬ駅で折り返し運転をしている電車を待つことになりました。 やっと豊橋駅に到着したのは予定より2時間近く遅れの11時過ぎ。 案内板があったので4番乗り場の場所を確認しようとしたのですが、その4番乗り場には私たちの乗るべきバスが書いてない! 乗り場や時間が変わることはよくあることなので、『赤岩口』行きの路線図に『岩崎』と書いてあるところを探すと、バスではなく市電になっており、しかも発車まであと3分しかない!
走って電車の停留所に行くと、すでに電車はそこに停まっているのですがドアが閉まっていて、運転手さんがいる一番前まで行ってドアをコン! コン! 「乗車口は反対側です」(。。) (・◇・)ガビーン! 電車の後ろに向かって走り出した私たち。 横着者の私は車体がなくなったその場から当然のように線路の上を通って反対側の安全地帯に渡りましたが、几帳面な友人は線路がなくなってコの字型になっている安全地帯の折り返し地点に向かって走っている後姿。( ''0<モシモーシ 「市電なんて久しぶり」 なんて、一息つきながらペットボトルのお茶を口に運ぶと、上のほうに貼ってある運行経路が目につき、なんとそこには私たちが降りるべき地名がない!
え? まさか…これって途中の停車場が省略されているだけだよね。(^m^; おばさんは何でも自分の都合のいいように解釈をしますが、やっぱり不安になって正面に座っていたスーツ姿の紳士に聞いてみました。 「行きませんよ」 うっそぉー、時刻表の下の運行経路にちゃんと岩崎って書いてあったのに… 紳士は同じ行先でもバスと電車の経路が違うこと、終点からバスに乗れば湿原まで行けることなどを親切に教えて、 「どちらからいらしたんですか?」 と問いかけ、あれやこれやと途切れがちの会話をしている間に終点に到着。 市電を降りるときにちらりとバス停が見えたのでそちらに向かおうとすると、友人は紳士が歩いて行った逆方向へ向かってスタスタ。 再び( ''0<モシモーシ と、今度は待っているわけにもいかず後を追います。 「バス停向こうに見えたよ」 「え?だって、戻らなくちゃいけないからこっち側のバス停じゃないの?」 話しながら歩いていると、ちょうど赤になった信号の手前で立ち止まった男性が、振り返って声をかけてきました。
「よかったら湿原まで送ってあげますよ」 ま、まさかこんなおばさんたちを拉致してなんぞ悪さをしようなんてことはないよね…(ーー;)←考え過ぎ 信号待ちの道路の向こうにホワイトカラーの若い男性が走ってきて、道路を挟んで交わされるお二人の会話などから、どうやら信号の向こうの男性が市電の終点であるここまで彼を迎えにきたらしいということがわかりました。 「え、そんなこといいんですか?」 なんのかんのと言いながらも私たちはお二人の後にのこのことついて行き、勧められるままに若い男性が運転席に座った車の後部座席に乗り込みましたが、恐縮している私たちをよそに前のお二人は打ち合わせに忙しそう。
間もなく目的地に着いたようで紳士はそこで車を降り、私たちは丁重にお礼の言葉を述べながらも、彼が去って行った駐車場の看板を素早く見ました。 残った若い男性と何気ない言葉を交わしながらも、友人しっかりと○○信用金庫の次長さんだと聞きだし、名前まで聞いて車を降りてから忘れないうちに…とメモっていました。 はあぁ…お金持ちのすることは違うなぁ。 と思いながらも、湿原の入口までちゃんと送ってもらい何度もお礼を言ってお別れをしましたが、○○信金さんにはそのうち大口の新規口座が開かれるかもしれません。(^m^; 知らない土地へ行くということは、こんな冒険も忘れられない思い出の一つになることでしょう。 長くなりましたので次回に続きます 2007/9/21 夏休みが終わったので 彼岸入りも過ぎたというのに暑い毎日ですね。
今回もまた長くなってしまったので文字を小さくして9月初めのお話をします。
前々回、カーナビ(Mioちゃん)の操作勉強を兼ねて連れて行ってもらったひるがの方面に再度足を伸ばしました。 長良川沿いを延々と続く国道を見下ろしながら、今度は高い橋脚の上を美しく湾曲していた東海北陸自動車道を走って、白鳥まで行き食べられなかった流しそうめんを食べに… となればいいのですが、バスは無情にも福井県側へ向かうべく走り続けます。 車体にでかでかと『湯ったりリゾート』と書かれている2台のバスは、途中二度ばかりトイレ休憩をとりながら、一度は紅葉の季節に訪れてみたい九頭竜渓を下って山中温泉へとひた走ります。
正面でマイクを握るガイド嬢もいなければ観光下車も全くないので、9時に名古屋駅を出発したバスは、ちょっと手前のホテルの玄関口で数人を降ろして、私たちの目的であるホテルに到着したのは13時ちょっと過ぎ。 もう1台のバスは、二つのホテルには立ち寄らずに先へ進み、粟津・山代の温泉地へと向かったようです。 ちょっと変わったプランの格安旅行なんです。 行先は北陸・南紀・下呂の三ヶ所のグループになっているホテルから選ぶことができ、これが365日どの日に行っても一泊二食付(入湯税込み) ¥7950。
公共の交通機関を使ってもマイカーで行ってもOKですが、大阪・京都・名古屋の駅から毎日運行されているというバスは、土曜日や連休などはなかなか席が取れないそうですが、三ヶ所の駅のどこから乗っても往復 ¥2000。
チェックインはお部屋の準備ができ次第となっていましたが、チェックアウトは翌日の12時までとなっており、今どきのホテルは業者が入ってぱぱっと掃除を済ませてしまうのだそうで、フロントでキーを受け取ったらいつでも入室できます。 ホテル内の案内図をキーと一緒に渡され、口頭で部屋の位置やレストランなどの場所を教えられて部屋に行くと、すでに人数分の蒲団が部屋の隅に敷かれてました。( ・・)オオー! なるほど…これならばお客が食事に行っている間に布団を敷きに来ることもありません。 で、そんなに早くからホテルに到着して何をするのか? といいますと、プール・パソコン・カラオケ・漫画・卓球・囲碁・将棋など全て無料で利用できます。 チェックイン時はフロントが混雑していたので、ひとまず部屋に落ち着いてから再びフロントを訪れると、9時から19時まで無料で利用できるカラオケ・ルームはすでに満室のようで、15時からの予約をしてティータイム。 私、カラオケ苦手なんです。 リモコンの扱い方がわからないというので、しめた!とばかりに説明書を読んでリモコン係を決め込んだのですが、やっぱり下手な歌を歌わされて友人たちの脳みそを半分くらい腐らせてしまったかもしれません。(^m^; カナ カナ カナ… 露天風呂に入っていると、名古屋では聞くことができないヒグラシの鳴き声が聞こえるなかで湯ったり雑草談義。 夕食は和・洋・中のバイキングで、例によって例の如くあれもこれもとまるで朝から何も食べていなかったように食べつくしましたが、イカが新鮮で甘くて美味しかった。 おなかも膨れてエレベーターまで行く途中にお定まりのように売店があり、みんなの足が止まったので私は気になっていたパソコンのコーナーへ行ってみました。 ネットカフェなどに行ったことがなく家のパソコンしか使ったことがなかったのですが、こんなところのパソコンも扱えるのかな?とちょっとチャレンジしてみたかったのです。 3台あったパソの1台が空いていたので椅子を引いて座ろうとすると、 「このおばさん、パソコンなんてやれるんか?」( @@) なんて顔つきで二人のおじさんがジロリと私を見ました。 案ずるより産むがやすしというもので、スムーズにオオカミおばさんに入ることができ、一度くらい旅先からコメントの返事を書くのもいいのでは?と、サインインしようとして うん?(;一_一) 隣のおじさんたちがじいっと画面を覗いており、これではサインインできない。 コメントをいただいていた方のブログに移動したりしていると、いつの間にかおじさんたちはいなくなっておりましたが、小学生くらいの男の子がやってきて空いた席に座りこみ、私の隣にも一人の男の子が立っていました。 他の人たちに興味のないことを一人でいつまでもやっているわけにはいかないので、それを機会に男の子と交代。 部屋に帰るとまだ大河ドラマが始まる前で、それぞれにいつものくつろぎスタイルとなってテレビを見たりおしゃべりをしたり、交代でお風呂に行ったりしたそのあとになって、何気なく持ってきたパンフレットの中に『永平寺』行きのバスの時間が書いてあるのを発見。 「明日帰るバスは何時だった?」 と聞かれて、バッグの中の案内状を見て「3時!」と私。 参拝を含めて約3時間で往復できると書いてあるので、9時の始発に乗って行けばお昼ごはんもゆっくり食べて帰ってこられる! と話は盛り上がりますが、バスは全便予約制とあったのでフロントに電話をかけて聞いてみますが、観光協会はもう終わっているので予約はできないとのこと。 翌朝、改めてフロントで尋ねてみると、バスはホテルから少し離れたところから出発するので、前日予約をしていれば観光協会の人が迎えに来てくれるのだそうですが、当日では可能かどうか分からない。 タクシーで往復すれば十分に間に合うというところまでは、近くで聞いている私たちにも理解できたのですが、その後なんだか話がかみ合っていないような様子。 ちょっと近づいてよくよく話を聞いていると、名古屋行きのバスは13時にホテルを出発するので、14時5分着のバスで帰ってきては間に合わないとフロントの人が言っているのですが、友人は3時出発だと思い込んでいるので、お互いに「わからんことを言う人だ」と思いながら同じことを堂々廻り。 「ゴメーン!私13時を3時と見間違えたみたい」( _w_; やっと話が噛み合いました。 自分で時間を見間違えておいて今更話をひっくり返すのもなんですが、 「そんな忙しい観光をするよりは、近くを散策したほうが安心じゃない?」 とついつい口を出してしまい、他の人もそれに賛成したので永平寺行き一転して山中温泉散策となりました。 「川沿いの道もいいですよ」
と教えてもらったので、散策マップを片手に温泉街へ向かう坂道を下り、三つ目の信号を左に折れて細い道に入ると、両側に老舗旅館かお屋敷のレンガ塀と黒い板塀(だったと思います)がカーブする道路に沿って続いているのですが、塀の上から見える樹木や竹林が坂道の消えていく先にある生い茂った緑と一体化して、まるで森の中へ入って行く小路のように趣のある感がありました。 カーブした先に何があるのかとわくわくしながら歩いて行くと、『黒谷橋』というこれまた由緒ありそうな石橋があって、その橋から下流側を見ると両側からせり出した木々の中に流れは隠れてしまうのですが、岩の上でじいっと動かない青鷺らしき灰色の鳥も一片の絵のようです。 上流側には緑色の川に沿ってこれから私たちが歩く散策道ができていて、『川』なんて聞いたものだから普通に流れている川の護岸に花壇なんかが作ってある散歩道なのかと思っていたら、『鶴仙渓』なんていう名称がついていて、芭蕉や夢二などの文人墨客が多く訪れたところだそうで、橋からどこかの家の裏口ででもあるような細い階段を下ってしばらく行くと、『芭蕉堂』もあります。 「行脚の楽しみここにあり」と逗留中の芭蕉が語ったといわれるだけあって、川の流れやあたりの風景を眺めて歩くと大変気分のいい散策道は、約1.3kmの道程で街中では見られないようなきれいな蝶やトンボ、名前を聞くのも初めてのカワガラスが水に潜って餌を取るところも見られましたが、動きが早くてうまくカメラに収められませんでした。( _w_; 山の斜面には湧き出た水が伝い、こんなきれいな苔が一面を覆っていたりします。 途中『あやとり橋』という橋が架かっていて、名前からするときっと素敵な橋だろうと思いましたが、残念ながら工事中。 私はここでまた不名誉な伝説を作ってしまいました。(^m^;
四季を通して名勝地となっている『こおろぎ橋』を渡って散策路の終着となりましたが、観光ツアーで来るとこの橋の近くを見て歩くようで一気に人が増え、橋の上ではこれからどこかのテレビ局の撮影があるらしく、見たこともないようなリポーターの男性が化粧を直してもらっていました。 通りに出るとおしゃれな小間物屋さんがあったり、片山鶴太郎さんの工芸館があったりして、あちらこちらと見ながら歩いていると水琴窟のある小さなお団子屋さんがあって、ちょいと一休みとばかりにソフトクリームを食べました。 プロフィールのアイコンに使用したタヌキさんもこの通りで見つけ、 「うっはっはっは…!これ、私がテレビを見ている時とおなじ格好」 と、シャッターを切って振り返れば友人たちはすでに声の届かない先を歩いており、お店から出てきた女性が笑いながら挨拶をしてくれました。(^m^; 2007/9/12 感謝ドライブ長くなってしまったのでフォントサイズを小さくしています。
「どこにいても暑いから、ちょっとドライブしない?」
と誘われて、新しくドライバーフレンドとなるMioちゃん(Mio C323 というナビ)を試すチャンス!とばかりに、カーフォルダーごと手提げに放り込みましたが、説明書はさすがに遠慮しました。(^m^; 行先は岐阜県のひるがの高原近くにあるダイナランドという冬場はスキー場になっているところ。 そういえば、何日か前にテレビで百合が見頃になっているというのを見たような…( '') 「オモチャ持ってきたからちょっと遊ばせてね」 一言お断りをして、おしゃべりをしながらゴソゴソと手提げからMioちゃんを取り出し、電源を拝借。 スイッチON! ダイナランドの所在地を登録して現在地へ。 「おおー、矢印が走っているぅ!」 って、それぐらいは当たり前なんですがわずか12.5×8㎝ のこんな小さな本体で(それしかないんですが)…「Mioちゃん凄ーい!」と、なんだか感動! ナビをご使用中の方々には笑われてしまいそうですが、私はこれでルート案内の設定ができたと思いこみ、あまり一人遊びに興じていては運転している友人に申し訳ないので、ひとまず膝の上でひとりナビってもらうことにしました。 友人宅まで行くのに1時間もかかってしまうので、朝食を食べる間も惜しんで家を飛び出した私は途端におなかが空いてきて、友人が準備してくれたおにぎりを二つぺろりと平らげやっと落ち着きました。 間もなく到着したのが白鳥の道の駅で友人もおにぎり二つを平らげ、お店で『道の駅スタンプラリー』なるパンフレットを見つけて見ていると、車で10分くらいの所に『阿弥陀ヶ滝』という落差60mの滝があるそうで、ちょっと寄って行こうということになりました。 Mioちゃんを見るとちゃあんと滝への道が出ているので、それを頼りに車を走らせ、閉まった店の近くに駐車場があってまだ先に行けそうですが、上り坂になっているそこから一台の車がバックで降りてきたので、この先は車で行けるのかどうか聞いてみたところ上の駐車場は満車だと教えられ、急こう配の坂道を歩くことに。 途中まだスペースがありそうな駐車場を横目に見て、せせらぎに沿って山道を登って行った先に見えたのがこの滝です。 滝壺のすぐ近くまで行くことができて、霧状になった水しぶきが降りかかって来るので涼しいぃ(#^.^#) マイナスイオンたっぷりの滝の下でしばし涼んで、今度はせせらぎの向こう側に渡って山を下り始めると、通り道のあちこちに幟があった流しそうめんのお店があり、麺好きの友人はついさっきおにぎりを食べたばかりなのに 「麺なら別腹」(*^_^*)
と食べる気満々なのですが、私も食べたかったもののおなかがいっぱいでとても入りそうにないので、「貴女だけ食べたら?」と言ったのですがひとりだけでは食べにくいらしく彼女もあきらめてしまいました。
それから3~40分走ってやっとダイナランドへ到着。 百合はそろそろ終わりがけといったところでしたが、一面に色とりどりのスカシ百合が広がる上を片道切符のリフトに乗って山の上まで行くと、赤や青の屋根の別荘が点在するひるがの高原が眼下に広がって、その雄大な景観に思わず歓声が飛び出しました。 百合の群落を眺めながら残っていたおにぎりを一つずつ食べて、お花畑の中をゆっくり下に降りてくると『飲食物の持ち込みはご遠慮ください』という看板があって、もう証拠隠滅しちゃったもんね…と顔を見合わせてニヒ。;^へ^)(^m^; さて帰りましょうと車に戻り、それまでうんともすんとも言わなかったMioちゃんを取り上げて、再度友人宅の住所を登録し、さっきより慎重に画面を眺めてナビ開始に設定しました。 「ナビを開始します!」 うおおー、喋ったぁ! やっとナビ開始までこぎつけました。(^m^; が、そこからまた更に『分水嶺』へ行って、友人のまだ家の建っていない別荘地(こんないいところに別荘地があったなんて知らなかった)にも案内してもらい、おまけに近くにある『牧歌の里』を外から見られるところまで連れて行ってもらい、 「コースを外れました!」 と何度Mioちゃんに叱られたことか… 何度でもコースを修正してくれるので助かりますが、あまり何度も同じことを言われると、 「違うって言っとろうが!」(▼皿▼メ) と、こう聞こえてきそうです。 やっと帰路についたかと思えば、妙な方向へ導こうとする。 あららら…高速道路に上れって? しまったぁ、有料道路回避にしなきゃいけなかったんだ…(^m^; 自分で運転していたなら車を止めて操作しなければならないところですが、助手席に乗せてもらっているので走行中でも操作をすることができ、その後はスムーズにナビってもらったことは言うまでもありません。 いい時にドライブに誘っていただいて、お陰様でとりあえず必要な操作手順をマスターすることができました。 感謝 感謝のドライブでした。 2007/7/12 桂林 油物に注意
長い間お待たせいたしました。
さて、このところ中国製品が何かと問題になっています。 桂林ツアーを申し込んで間もなく、アヒルに有害な着色料を食べさせて卵の黄身部分を赤くして、高級レストランで高級料理として出されているとか、上海より南の地方で生産されている塩辛い豆腐が人間のし尿の中に漬け込んで辛い独特の味を出しているものがあるetc…なんてことを上海在住の方がブログに書いていました。
2007/6/23 ザアー!
ケイリンに行ってきました。 ガイドブックを見ると、6月~8月までは雨が多いので雨具は必須!
グループの席がバラバラになって娘くらいの年齢の女性と隣り合わせになり、お天気の話になると彼女も前日ネットで天気予報を調べていたそうで、桂林は旅行中ずうっと雨という予報だったとのこと。 2007/5/13 遠い遠い東北のお祭り
行きたい行きたいと思いながらも中々行けないのが東北方面。
デジカメを手に入れてからというもの写真が増えてしまい、HPの容量がきつくなってきたのでコーナーを削除したり記事を引越しさせたり…苦心惨憺の末トルコ三日目やっとアップできました。(△^-^;;; 初日から次の日への記事にリンクされていなかった不手際が見つかり、ご迷惑をおかけしたと思いますがこれも修正いたしました。このブログから来てくださる方にはいつも直接お部屋にワープしていただいていたのですが、お客様をお迎えするのはやっぱり玄関から…とワープ先を表紙に変更しましたが、写真下の更新お知らせから最新記事に行くことができます。 お時間と興味のある方は覗いてみてください。
2007/4/29 夢の往復2万円
ご無沙汰していました。
2007/4/9 吉野の千本桜
近所の人たちがお花見の計画をしていると聞いて、『私は誘ってもらえないのかなぁ…』と思っていたら、その心の呟きが聞こえたかのように そして、最初のトイレで早くも三人とはぐれました。
写真は蔵王堂へと通じる仁王門です。
本堂も立派でしたが、この門も大変立派なものでした。
蔵王堂・吉水神社などに寄り道をして中千本に入ってみると、3時間半もあったはずの自由散策の半分が過ぎてしまっており、マップを広げてみると上千本へ向かう岐路を気づかなかったことにすれば、ぐるりと回って同じところに帰って来れる散策道を歩いて帰路とすることに決めました。
写真は吉水神社の一目千本からの眺めで、これが中千本から奥千本です。
列をかき分けて 「すみません。おトイレ借りられますか?」
と、受付らしきデスクの向こうのおじさんに聞いたところ、
「この列がトイレです」
と、ぼそりと答えました。
「最初に行った蔵王堂の下にもトイレがあったからそっちへ行こう!」 友達って有難いものですねぇ。
ほっとして写したわけではありませんが、蔵王堂でのお参りを済ませて見下ろした階段の向こうにあったのがこの 吉野朝宮跡で、写真右手前の白い屋根がそのトイレでした。(^m^;
ほっとして土産物屋を覗き始めると、あら?((・・ ))(( ・・))
はぐれました。(--;
2006/12/26 行かずに博士
『たまには長男さんを連れて行っても罰は当たらないと思います」
と、行きたくても行きたいと言えないで恨めし気な目を向ける長男を
2006/12/21 安物ご披露 さて、あぐねすさんゆんさんから写真を期待されてしまったブレザーなんですが、軽い皮なんて聞いたら川田さんでなくとも『見せて!』『触らせて!』と言いたくなるのが女性の心理というものですが、本当に見て触っていただけるものならば、(なんでしたら着ていただいても)どうぞどうぞと言いたいところなんですが、写真じゃねぇ…
ほら! あなたの家の洋服ダンスやクローゼットにかかっている、あのブレザーを黒っぽい緑だと思っていただければ写真を見るより実物に近く、特別にニューファッションと言うような代物でもないんです。(^m^; 代わりにと言ってはなんですが、今回着ていった○ニクロのコート(これってジャケットって言うのかよく判りませんが)とカッパドキアで2500円に値切って購入したド派手なカバンをアップさせていただきます。 そんな安物は見たくないって? そんなこと言わずにまあ見てくださいな。 コートは後ろに隠れて見えないのですが、フード部分にももあもあファーが付いています。 何処かでこんなカバンを持っている変なオバサンを見かけたら「おーい、かぼちゃさーん!」と呼んでみてください。何処かのホテルの饅頭のひとつでも置いていったら、それがかぼちゃです。(^-^*)
2006/12/19 買い物上手 今回のツアーで立ち寄ったのは二重結びと言うしっかりした結びで、蚕の繭25本から寄り合わせたシルクの糸(ミシン糸より細い)で織る絨毯なども置いてあるトルコ絨毯の工場と店、子羊の皮を薄くなめす革製品の店、トルコ石を専門に扱っている宝石店です。
お気に入りの軽いジャケットをダメにした私には革製品の店はとっても魅力的です。 細長い部屋に10Cmくらい高くしてあるステージがあり、長い花道を取り囲むようにコの字型に並べられた椅子に座って、薄くなめした皮をテーブルクロス代わりに敷いた小さなテーブルを前に、あったかいアップルティーを飲みながらファッションショーを見ました。 テーブルクロス代わりになっている皮を触ってみると布のように薄く、きれいなモデルさんが次々と着替えて颯爽と歩いて見せてくれるコートやジャケットはデザインも素敵でしたが、何よりも『薄い』ということを売りにしているだけあって、モデルさんの動きに合わせて柔らかなドレープができるのです。 トルコの買い物は値段交渉が醍醐味だとガイドブックに書いてあったので、ここでその醍醐味を味あわなくてはどこで味わえるのか! とばかりに、しつこい店員さんに付きまとわれながらあれこれ見て回っていましたが、私が見ているものがどんな物なのかしっかりと見極めたらしい男性店員が勧めてくれたのがオーソドックスなデザインのブレザー。 私はちょっと裄が短いので、着てみると案の定袖口が親指の付け根のあたりまでありましたが、これはその場で直してもらえるのだそうでむらむらっとその気になりかけました。 が、値札を見ると12~3万となっておりちょっと首をかしげていると、男性店員すかさず計算機を取り出して税金や値引きを計算した数字を見せてくれますが、まだまだ…とばかりにブレザーを脱ぎ他のものに目を移します。 しかし、私がそれを欲しいと思ったのをキャッチしたのか、男性店員粘って計算機の数字が少しずつ下がっていきます。 そこへトウモロコシさんがやって来て何か買った?と聞くので、「ブレザーを一枚着てみただけ」と答えると、どれどれ…とさっきまで来ていたブレザーに手を伸ばし「いいじゃない!」と、なぜか店員さんの後押しをするように滅多に高価な買い物をしない私に買いなさい 買いなさいと連発。 しめた!とばかりに日本語の堪能な男性店員、すかさず色違いのものをいくつか持ってきて見せ、緑色がかった黒にもう一度袖を通すことになり、うにゃうにゃ言っていると思い切ったように店員が計算機に示した値段は7万5千円に! 「7万にならない?」(’ー ’*) と言う私にちょっと困惑した表情ながら、店員さん頷きました。 買った!! というわけで、ブレザーお買い上げ。 本当はコートが欲しかったので、もう一枚思い切って買ってしまおうかどうか迷ったのですが、いやいやこのブレザーが三枚くらい楽に買えてしまう値段で購入(長男には3万くらいだから模造品でしょと言ってある)して、重くてまったく着なくなった同じ子羊皮のロングコートを持っているから…とここはぐっと我慢のかぼちゃさん。 実は海外旅行に行くのにあんまり現金は持って行きません。 今回は円からリラに換金するとレートがあまり良くないということがガイドブックにあったので、近くの銀行で換金した米ドル300$と6万円持って行っただけ。 ところが、燃料費の高騰で追加金の2万2千なにがしを別に準備するのを忘れて、その小遣いから支払い、オプションに1万5千円くらいかかるのでそれも小遣いのうちからの支払いです。 それでも、家に帰って財布の中身を調べてみると200$と何枚かのコイン、万札が一枚と小銭が少々あまっていましたので、いかに私が買い物をしないかということがお分かりかと思います。(^m^; え!? ブレザーの支払いはどうしたのかって? それは、お金持ちのトウモロコシさんに… って、そんなわけにはいきませんのでカードで支払いました。 カードはそれっきりお財布の奥にしまいこんで、お土産にカッパドキア名物のお守りキーホルダーを5個、干しぶどうの量り売りを1k500ほど、皮の小銭入れを10個、チョコレートをふた箱買って来ました。 もうひとつ、ど派手な布製のボストンバッグ3千円のものを2千5百円に値切って機内持ち込み用に買いました。 (真っ白にもあもあのファーが付いたコートを着てこのバッグを持ったらさぞかし目立つだろうなぁ…) お土産が質素なことに皆様お気づきかと思いますが、トルコには本当に買って行きたいようなお土産が見つからず、困ったときのチョコレートなんて感じでどうしても持って行かねばならないところ用に空港でチョコを買ったというくらいです。 大型スーパーにも行きましたが、壊れたものでも当たり前のように並べられているので、みやげ物店でも必ずあちこち点検してから買わなければなりません。 さて、話が横道にそれて長くなりましたが、革製品のお店ではまくわうりさんも薄手のコートをトウモロコシさんに上手に値切ってもらって8万円で買ってきましたが、薄い裏生地を上手に貼ってあるのもこの店の技術のようで、裾もそうでしたが長かった袖はチョキン!と切りっぱなしでOK! 言わなければ誰も皮だとは信じないほどの薄手のコートです。 トウモロコシさんはこの旅行にも軽くて内側に短い毛の付いた皮のジャケットを持ってきており、ここではどんなに勧められてもお買い物はしませんでしたが、この方とってもお買い物上手です。 細長いトルコ絨毯を上手に値切ったようで、トルコ石のネックレスも購入したようです。 どちらもあまり興味がない私は目の保養と称して一通り見て回っただけで、でん!と座り込んでいたのであとでお値段などは聞いてもすでに忘れてしまいましたが、こうした高級物を扱うところでは、店員も目が肥えているのでお客になるかどうかを身につけているもので素早く判断をしているようで、いいものを身につけている人には食い下がりますが、普段に着ているものと同じ綿パンやセーターにパーカージャケットの私なんて目もくれません。(^m^; 見学最終日のイスタンブールで、オプションのボスフォラス海峡クルーズのあとで立ち寄ったグランドバザール。 土産といえば干しぶどうとキーホルダーしか買っていなかった私は、ここでお土産を調達するつもりで、巨大迷路のようなバザールの中を物色して回り、コピー商品を並べている革製品の店で見つけたのが色とりどりの小銭入れです。
これはお土産なのでお値段は明かせませんが、コピー商品ではありません。 でも、コピー商品と言うのはブランド物のデザインを真似るために革はいいものが使ってあり、いびつな形といい、両面の真ん中から二つに分かれてキーホルダー入れのファスナーが付いていたり、小物が入るように蓋をつけてボタンで止めるようになっているという細切れパーツばかりのデザインは、カバンや洋服を作った残り革に違いないと踏みました。 もしもそうだとしたらそのままの値段でもそんなに高くはないというものの、どうせ捨てるものをただでもらってきて作ったアイデア物だろうから、ここは値切りどころとばかりに交渉して、赤や黒、若草色に水色、ベージュなんてものを10個買いました。 ところがです、トウモロコシさんの買い物上手がここで発揮され、彼女はポケットから残ったコインをチャラチャラと手の平に乗せて見せ、 「これだけしかないけど一個売ってくれる?」 と、言葉は通じなくても仕草で通じたようで、ちゃっかり私より安い値段でその小銭入れを買ってしまったのです。 うーん、悔しい!(( ><) もうひとつ忘れていました。 留守中ワンニャンたちの世話をして、否応なくチョンガー生活を強いられてきた長男に、大好物のカラスミを見つけて買ってきました。 台湾で買ったものの半額くらいで売っていたのですが、ここのカラスミは変質を防ぐために薄く蝋が塗ってあって、試食をさせてもらうために切ってもらうとハムのように薄皮がぺろりとめくれるようになっていました。 お味は… 日本では三大珍味なんて言われていますが、実のところ私にはああいうもののお味はよくわかりませんが、まああんなもんでしょ。(^m^; 2006/12/18 人間ウオッチング さて、食べ物のお次は34名という大人数との交流ですが、十人十色なんて言いますがその三倍以上の人数なんてなったら、そりゃいろんな人がいます。
ソウル空港に到着するなり、トウモロコシさんが 「あらぁー!○○さん」 とある女性と親しそうに挨拶をはじめ、 「友達?」 と聞いてみると、なんとインド旅行で一緒だったご夫婦だそうで、こんなこともあるもんだとビックリ仰天! 「かぼちゃさんは覚えてないようね」 え!私の名前まで覚えているの? またまたびっくりこん! 何度か話しているうちに三日目あたりのホテルで、風呂のお湯が温くないか?と聞いてきた人だと思い出しましたが、その旅行には参加していなかった落ち着いた物腰のまくうりさんは、傍で会話を聞いていただけで 「あの人は川田さん(仮名)やな」 ぼそり。 どうしてかと聞いてみると何でもかんでも根掘り葉掘り聞く人だからだそうで、言われてみればなるほど… トウモロコシさんとすっかり意気投合したらしい川田さん、何かお土産らしき袋を持っていると 「なに買ったの?」 と、どんな物でいくらのものをいくらで買ったのかとっても気になるようです。(^m^; 四人で申し込んだツアーですが、一人都合が悪くなって参加できなくなってしまったので、その人の話しもよく出てきました。 というのは、もう一組姉夫婦と妹という三人連れのグループがあり、席の限られているレストランではどうしてもそのグループと一緒になってしまい、向かい合わせあるいは隣りあわせで食事をすることになるのです。 お姉さんが好き嫌いの多い人のようで、時々メイン料理が私たちとは違うものが運ばれてくるのですが、パスタであったりオムレツであったりするその料理も 「まずい!」 と言ってご主人の方に押しやるのです。 同じものが運ばれてきたときなどは、ぐちゃぐちゃと料理をつつきながら文句ばかり言って、結局はパンだけで済ませてしまうようです。 「あれは赤木さん(仮名)やな」 まくわうりさんまたもや共通の友人のあだ名をつけました。 そりゃ私たちも、味が薄いの塩っ辛いのと文句を言いますが、一緒に食事をしている人が食欲をなくすようなことはしていないつもりです。 「トマトさんが来なかったばっかりに、 私たちが赤木さんとご飯を食べなきゃならなくなった!」
というのが、来たくても来れなかったトマトさんへの苦情で、その苦情は帰ってきてからお土産と一緒にそのまんまトマトさんに届けました。(^~^;ウヒャヒャヒャ… ツアーにはご夫婦連れの年配ペアが多かったのですが、『あれはどう見ても夫婦じゃないよ』と言うような二人連れがあり、写真ばかり写しているのでどうしても単独行動になりがちな私は、ちょくちょくその女性と話す機会がありました。 大抵の人はどこから来たのか?とか、よく海外旅行をするの?とかから話が始まるのですが、この方は一切そうしたことを言わず、見ているものだけの感想を述べるだけでした。 で、何気に私からどんなところへ行ったのか質問をしたのですが、その返事は返ってこず 「これでもうお終いにしようかと思っているんですよ…」 となんだか寂しそうに言われ、それ以上踏み込んではいけないようなものを感じて口を閉じましたが、のちになってそんなことを耳にしてみると、そう言えば…という気もしないでもありませんが、私たちがどうのこうの言う問題ではないのでそれっきり。 若い娘さんたちも何組かいまして、まるで娘たちと話しているように楽しく冗談話をしたりしていましたが、みんなしっかりしていてうちの娘も他所様から見るとこんなにしっかりしているのかな? と、ちょっと母親であることを思い出したりしました。 「おおー、婚前旅行だ!」 てっきり新婚カップルだと思っていた二人連れから「卒業旅行です」とキッパリ言われて、なんとまあ今どきの若い子達はサバケテいることか…とちょっとビックリもしましたが、本人たちがケロリとしているので私たちも余計なことは言いません。(けろりとしていなくても言いませんが…) 三日目あたりから、『エジプト・トルコ13日間』なんて書いた同じ社のバスが、私たちのバスと同じコースを時間差移動するようになり、そのバスの人たちともあちこちで交流の輪が広がり、終わりがけにはどっちのバスの人だか判らなくなる始末で、実際に向うのバスの人がこちらのバスに乗っているなんてこともあり、人数を数えていた添乗員さんが悩んだこともありました。(^m^; 2006/12/16 汁気に飢えたトルコ トルコの食べ物は日本人好みの味付けでとても美味しい…と聞いていたので、食べ物に関してはとても期待していました。
特産物がオリーブなのだそうで、この時期が収穫どきということでエーゲ海の近くでは緑色のオリーブがたわわに実っていました。 トルコではその実から摂ったオリーブ油が料理にふんだんに使われているそうで、お腹の調子を壊す人がよくあると現地ガイドさんから説明され、二日目の朝くらいまでは控えめに食事をしていましたが、三人とも特にお通じがよくなるなんてこともなく
さあー食べるぞ!Ψ(^ o ^ )l と張り切るところですが、食べるものが意外と少ないんです。 いくら安いツアーだからといってこんなことは初めてです。 ホテルのバイキングで品数が少ないことはありましたが、それはたまたまそのホテルが…というだけで、他のところではまあ普通でした。 今回の旅行は三人で行ったのですが私以外の二人はベジタリアンで、毎日トマトとキュウリばかりをお皿に乗せて持ってきてはバリバリと食べていましたが、 キリギリスじゃあるまいし、そんなものばかりで食べた気にならん! とばかりに食べられそうなものを片っ端から持ってくるものの、塩っ辛いチーズに味のまったく付いてないような煮物や炒め物ばかりで、結局トマトとキュウリをもしゃもしゃと食べることに… 一体どんなものが並べられていたのか…といいますと、2~3種類のチーズに水気を絞った固形ヨーグルト。(どれもみな塩っ辛い) 緑色と黒い色のオリーブが二種類ずつ置いてあり、何がどう違うのかわかりませんでしたが、緑色のものは塩っ辛い梅干のような味でした。
イスラム教は豚肉が食べられないからか、ハムというよりは魚肉ソーセージのようなものの薄切り、ウィンナーソーセージのトマト煮、ゆで卵というものが定番の蛋白源のようで、羊か何かの肉と野菜を炒めたものや煮たものがありますが、 醤油ください! と言いたくなるほど味がなく、どれもこれもどんな味付けになっているものやら判らないので一口分ほどしか持って来ていないので、残してもさほどの量ではありません。 キュウリにトマトはどこにでも置いてあったのですが、どちらもお上品にナイフで切ってから口へ運ばなくてはならないほど大きく、その他サラダ具材としては見たこともないような葉っぱが大雑把に盛ってあり、あるところでは大きなしし唐のようなものがカゴに盛ってありました。 で、ドレッシングは? マヨネーズは? と探すと、それらしきものがあるところにはあったのですが、大抵はヨーグルトのみでした。 マヨネーズに似たソースがあったので野菜にかけてきたところ、甘いプリンのような味のものであったり、ケチャップだと思ってかけてくるとまったく違う味のものであったり…と、バイキング料理のたびに何かしらビックリさせられていました。 デザートはどこもふんだんに用意されていましたが、どれもこれも舌がとろけるほど甘く、フルーツは丸ごと盛られているのを持ってきて、切れないフォークでむにむにと皮をむいて食べます。 ご飯はすべてバターライスになっています。 スープはないところもあって、あったとしてもヨーグルト味に香りの強いハーブが入ったものであったり、豆をすりつぶした味の薄いものであったりで、カッパドキアの洞窟レストランではじめてコンソメ味の豆のスープが出てきて、誰もが口をそろえて『うまい!』と言う言葉が出たほどです。 小麦が主食なのだそうで、パンは抜群に美味しかった! バイキング以外はコース形式で、とにかくパンだけは最初からテーブルにおいてあり、それがなくなるとすぐに次のパンが出てくるという食べ放題です。 まずは(ヒヨコマメだったと思いますが)スープが出てきます。
34人もの団体ともなるとスープを飲み終わってもなかなかメインが出てこず、パンをつまみにビールやワインを飲むということになり、水を飲んでいる人でも間が持たなくてついついパンを食べてしまい、とにかくお腹は一杯になります。
ある日ステーキが出るというので大変期待していたところ、大きなお皿に盛られて出てきたのは一枚の牛肉の焼いたものと、ジャガイモ(マッシュポテトだったような…)だけの味のないサラダとバターライス。 名物のシシケバブが出てくるというと、ステーキが串焼きに変わってくるというだけで、サラダはポテトフライトかきのこの炒めたようなものが出てくるだけで、どれもソースというものがまったくかかっていません。
バターライスは必ず付いてきますが、最後に夕食を食べたイスタンブールの駅近くではこれがスパゲッティになっていて、ほんの少しのスープで和えてあるのが嬉しくって涙が…(^m^;ちょっとオーバーな表現
そしてデザート。 甘いものが苦手な私はどれも一口くらいしか食べられませんでしたが、甘い物好きのベジタリアンの友人たちも、他の人たちもほとんど手をつけずに席を立ちました。 安いツアーなんかで行くからだ… と言われるかもしれませんが、他のお客さんを見ていても同じようなものが出ており、○ルトンホテルでもこんなスタイルでした。 三食すべてにパンが出てくるのですが、レストランではバターが出てきません。 バイキングでもバターやマーガリンはたまあに置いてあるくらいで、何種類かのジャムやチョコレートばかり… 朝食のバイキングにはミルクやジュース(生絞りのものもありました)・コーヒーに紅茶・ミネラルウオーターと飲み物は豊富ですが、昼と夜は何も飲み物がなく、コンビニで0.5リラ(約50円)で買えるミネラルウオーターの500mlが、1リラ・2リラとところによって値段が違い、一番高いところでは10倍の5リラになっていました。 ということは、当然のごとく他の飲み物も高くなり、ビールやワインもべらぼうに高くなります。 そこまでは考えなかった二日目にビールを売っている店を見つけて、ホテルに持ち込もうと缶ビールを6本買い、 「そんなに買うの?」(@o@ ) とトウモロコシさんは驚いていたのですが、結果これが正解だったようでその後ビールを買える店がなく、四日後からは高いミニバーの缶ビールを飲む羽目になりました。(^m^; さて、レストランでそんなに高い飲み物を飲まねばならないのなら持ち込めばいいのでは…? と思われるかもしれませんが、これは一番最初に現地ガイドさんに注意されたことで、レストランに飲み物を持ち込むことは禁止されているようです。 何度かそんなトラブルがあったそうで、たとえ店で売っていないものを持ち込んでもお金を請求されるということがあったのだそうです。 そんな食料事情も半ばを過ぎてくるとみんなが学習をしてくるので、レストランでの水は二人で一本とか三人で大きなボトルを一本とかを注文するようになり、残ったものは道中の水分補給に… 塩っ辛いチーズや固形ヨーグルトも私たちが食べ方を知らなかっただけで、味のないものと一緒に食べると美味しい…なんて覚えてきて、食べられそうだけど味が薄いなんてものは塩やコショウを振って食べるようになり、あんなに鼻についていたオリーブオイルの香りも慣れてしまったのかあまり気にもならなくなりました。 トルコの食べ物は美味しいと信じていた皆様の夢を壊すようなことを言ってしまいましたが、ヨーグルトやチーズのお好きな方にはそうでもなかったかもしれませんが、私たちはどっちも一応は食べますがあまり好きではなく、 はあぁ、味噌汁が欲しい… ソウルでは絶対におかゆを食べる! などとひたすら汁気のものに飢え、実際にソウル空港に着いたときには、なぜか二人は鍋うどんを食べており、一人はジャージャー麺なんか食べていました。(^m^; 2006/12/15 トルコ居よいか住みよいか ただいまぁ(^o^)丿
年賀状作成、マゴマゴのショートステイ、年末の長期間旅行ということでするべきことが山ほどあって、スーツケースに持ち物を詰め始めたのが旅行前日の夕方。 『行って来ます記事』も書けないままあわただしく家中を駈けずり回って準備したのは、二回分の下着類にハンカチとセーター、汚れてもいいような綿パン一本、四季を問わず重宝に使っているチョッキパーカー、30年くらい前に買った混紡の四角いストール。 いつもは同じ服装に変化を持たせたりちょっとした防寒用に持っていく薄手の細長いストールは、今回は白いダウンジャケット(実はダウン10%のみ)の襟汚れ防止として二枚準備。 ババシャツとセーターだけで寒かったら…と考えて薄手のTシャツを一枚追加。 こうして並べてみると、下着のパンツの数が日にち分増えるだけで、五泊くらいの旅行と大差ないなぁ… と我ながら笑ってしまいますが、他の人たちが『何も持って行かない』と言う(それにしてはいろいろ持ってきていましたが)ので私も旅先で『洗濯ばあさん』をする覚悟で、洗濯バサミが先っぽに付いたミニタコ足物干しもスーツケースにぽい! 朝が早いので寝る前に作っておいた人数分のサンドイッチと、お歳暮で届いて冷蔵庫を大幅に占領していた豆乳は間違いなく機内持ち込み用のカバンに入れたのですが、化粧品ポーチを入れたのかどうか記憶がありません。 飛行場でスーツケースの口をパカン!と開けっぴろげて、機内持ち込み用のカバンを取り出すときに調べてみたらちゃんとあってほっとしました。(^m^;
そんなこんなで中部国際空港を飛び立って、途中ソウルを経由しイスタンブールへ到着。 日本時間で言えば朝5:00に起きて翌朝4:00の到着ですから、その日はホテルに入ってお風呂を使っただけで早々に寝てしまいました。(が、このお風呂に問題あり!) トルコという国は日本の二倍の面積があり、私たちのツアーはその半分を巡ることになるので、例えて言えば初日は東京に泊まったとして、次の日は青森あたりまで行き、その次は北海道に渡って函館のどこかを観光して再び本州に戻り、今度は日本海側をひた走り…といった具合に駆け足で日本一周をしてきたようなものです。 私より5歳若いイケメンドライバーのアミスさん、ハンドルを握って走りも走ったり走行キロ数は最終日の朝でなんと2700km! 写真は三日目に観光したエフェソスという古代都市の図書館です。
2006/11/24 おみやげ(笑) 3~4年前に膝を痛め、初めて行った外科医院の待合室でとても面白い文章に出会いました。
その日は診察時間ぎりぎりに飛び込んだので、この次には書き写していこうと思ったのですが、原因がわかってみるとちょっとしたことで改善できることがわかってそれっきり… うろ覚えのこの文章をいつかホームページかブログで取り上げたいと思いながらも、いまいち記憶が曖昧でひとつ言葉を間違えると面白味がなくなってしまいそうで記事にできなかったのですが、網走のホテルで見つけました! 日本手ぬぐいに印刷された詞が読めますでしょうか?
こんなことを言われるほど私は年をとっていない! なんて、まあお気を悪くしないでください。(^m^; 実のところ、部屋に帰ってこの手ぬぐいを広げてみてガッカリしてしまいました。 私が『面白い!』と思った肝心の後半が書いてないのです。 作者がわかったところでちょっと検索をしてみると、どうやら杉良太郎さんが歌っているようなんですが、根性(と言うほどでもないんですが)で探し出した全文。 以下をもって皆様へのお土産といたします。 ボケたらあかんで 長生きしなはれ 作詞:天牛 将富 年をとったら出しゃばらず
憎まれ口に 泣き言に 人の悪口 愚痴言わず 聞かれりゃ教えて上げてでも 他人のことは褒めなはれ 知っている事でも知らんふり いつもアホでいるこっちゃ 勝ったらアカン 負けなはれ
いずれお世話になる身なら 若いもんには花持たせ 一歩下がってゆずるのが 円満にいくコツですわ いつも感謝を忘れずに どんな時でも ヘエ おおきに お金の欲は捨てなはれ
ゼニ金あっても 死んだら持って行けまへん あの人は ええ人やった そないに人から言われる様 生きてるうちにばらまいて 山ほど徳を積みなはれ と 言うのは表向き
ほんまは ゼニを離さずに 死ぬまでしっかり 持ってなはれ 人にケチやと言われ お金があるから大事にされ 皆ベンチャラ言うてくれる 内緒だけどホンマだっせ 昔の事は皆忘れ 自慢話はしなはんな
わしらの時代はもう過ぎた なんぼ頑張り 力んでも 体がいう事 ききまへん あんたは偉い わしゃアカン そんな気持ちで おんなはれ わが子に 孫に 世間様 どなたからでも慕われる ええ年寄りになりなはれ ボケたらあかん
其のために 頭の洗濯 生きがいに 何か一つ趣味持って せいぜい長生きしなはれや 2006/11/23 晩秋の道東Ⅲ暗くなる前にホテルに帰った私たちは、知床ツアーグループが帰ってくる前の空いたお風呂にゆったりと浸かり、売店で土産物などを物色している間に夕食タイム。 可もなく不可もなくといった感じの会席料理の夕食を済ませて、部屋でのんびり寛いでいると、誰が見ているのでもなくつけっぱなしになっていたテレビの画面が、いきなり赤や黄色で隈取りをした日本地図に切り替わり、 「え!これって津波情報じゃないの?」( @ロ@) 今まさに自分たちがいる網走から知床方面が赤くなっているということは、どこか北の方で大きな地震があったということで、それを知らせるスーパーはすでに番組内で流れていたのかもしれませんが、私たちはまったくそんなことは知りません。 網走への第一波は10時ちょっと過ぎに2mという予測で、私たちが泊まっているホテルは網走湖畔とは言え高台にあるのでそれほど心配はないのですが、湖畔沿いに走る国道はホテルから少し行った所から網走川沿いとなり、その網走川は10kmもなく網走港へと注いでいます。
間もなく千島列島沖でマグニチュード8.1の地震があったと放送され、同時に網走では津波が5m近くになるかもしれないということが伝えられ、そんな大きな津波が押し寄せたら帰るに帰れないのではないか…?と心配は募るばかり… 窓の外を見ると、網走湖の向こう側もこっちがわもまだまだ車が走っており、しかも私たちが見ている湖の向こう側の道路のその向こうには、オホーツク海に直結している能取湖という大きな湖があるのです。 「早く、早く高台へ非難しなさいよ!」 津波の経験はないものの、満潮時と重なったため大惨事となった伊勢湾台風を経験している私ともう一人はやきもきしておりますが、毎年台風の通り道となっている九州出身の二人は…と見ると、すやすやと寝ており自然災害に対する心構えが違うと驚きました。 ホテルへも何台かの車が避難してきたようですが、幸いにも津波はそれほど大きくなかったようで、私たちも12時を過ぎた頃に寝ましたが、思ってもみなかったアクシデントに遭遇してたかもしれない一夜となりました。 航空会社のストがあるかもしれないということで出発が20分早くなった三日目、晴れ女の威力もそろそろ衰えてきたのか小雨の中をバスに乗り込み、涛沸湖での白鳥との出会いは傘を広げたり畳んだり…
カォオー!カォオー! 売店の店先にビニール袋に入れた食パンの耳が売っており、それを観光バスでやって来た私たちが買って餌場で白鳥たちに与えるのですが、 とばかりに甲高く鳴く白鳥に混じって、雁やらカモメやらもパンの争奪戦に加わりますが、宙に浮いている間に掠め取っていくのがカモメで、真っ白な白鳥に混じってちょっと灰色っぽい子供も負けじとぱくつきます。 周囲約28km、面積900haという大きな湖のあちこちには沢山の群れが散らばっており、『餌係』が来ている事に気がついてこちらを目指して飛び立ってくる白い鳥たちが見え、これはヒッチコックの『鳥』状態になりそうな気配。 そろそろ集合時間が近いのでトイレに行ったところ、すでに数珠繋ぎの行列ができており、ちょっと遠い駐車場の向こうにあるトイレを目指して歩き始めると、ガイドさんが細かくちぎったパンをトイレの裏側から延々と並べて雁たちを駐車場の近くまで誘導しようとしており、用を済ませてバスの近くに戻ってくると、うまい具合に雁たちが餌につられてやって来ていました。 「ガイドさん見送り隊の誘導に大成功!」(^ー^)v 6月のコースと同じように小清水のT字路から内陸部へと向かい、テンサイ畑の続く平野部を暫く走ると道路は上りに入り、粉砂糖を振りかけたような雪景色となりました。 ちらりと見えるはずの屈斜路湖も霧に霞んで見えず、シャーベット状の駐車場に降り立ったのは摩周湖。 湖は霧に包まれ、いなくなってしまった子供を捜してここまでやってきてうずくまってしまったお婆さんの島と語り継がれているカムイシュ(中島)が微かに見えるか見えないか… 次に訪れたのは丹頂が見られるという『鶴見台』というところで、『台』とついているからには高いところから見下ろすものだと思えば、国道の脇に張られた金網のこっちから畑の遠いところにいる丹頂を見るというもの。 ちょっと物足りない気もしましたが、安住の地と毎日の餌を提供している渡部トメさんという有名なおばあさんがいて、フラッシュを焚いたりするとそのおばあさんが飛んできて、ガイドさんが叱られるばかりでなくその会社のバスは立ち寄れなくなってしまうというくらい鶴を大切にしており、餌を飼う足しにしていると言う自販機でジュースを買っていって…と観光客に勧めておりました。 最後の観光となったのがこの釧路湿原で、やがて一面銀世界へと姿を変える前の湿原は枯れ草色の原野と化していました。
「湿原にはやちぼうずというものがあります」 と、ガイドさんが生首のように見えていると説明したものが地面にぼこぼこと盛り上がっており、どうしてあんな風に地面が盛り上がってしまうのか?という説明を聞き逃してしまったので、帰ってきてから調べてみると湿地地帯に自生する『ひらぎしすげ』という植物なのだそうで、それがいつもある場所が違っている…などという話ではなく、ただそういう物があるという話でした。(^m^; ということで、バスは再び網走方面にある女満別空港を目指しますが、阿寒湖回りの道中は霧が出てきたり雪が降ったりの大サービスで、それでも晴れ女の面目を立てて『また来てね』とでも言うようにお日様をのぞかせてくれました。 2006/11/21 晩秋の北海道Ⅱ「午後からはいよいよメインの知床ですが…」
ガイドさんがうっかり口を滑らせ、私たちは顔を見合わせて ??( ・・)(・・ )?? 「じゃあ、私たちのツアーは一体なんだったの?」 「たそがれ北海道お買い物ツアー」(-。- )ぼそっ どわぁっはっは…( ^0^)ノバンバン! そりゃ言えてる! ガイドさんがうっかりオプションをメインだと言ってしまうのも無理もないというもので、二日目のこの日は温根湯温泉から網走湖畔のホテルまで走行距離約100km。 途中トイレ休憩をかねてみやげ物店に立ち寄り、ホテルの近くにある天都山展望台から網走湖周辺を見下ろして、オプションを申し込んだ人たちを網走監獄博物館で下車させたら、車内に残ったのは一番後ろの席一列に並んだ私たちグループと、その前の席に座った利尻出身のご夫婦らしきお二人だけ。 添乗員さんががんばって交渉してくれた結果、11時からホテルにチェックインできることになった後部座席の6人を乗せて、ガイドさんはがら空きの座席を通り越して遠い席に座っている私たちに向かってそれまでと変わりなく案内を続けますが、 私たちは、なんか へぇーんな感じ… ちょっと興味がわいて、前の席のお二人さんに「何か計画しておられるんですか?」とお聞きしたところ、「温泉三昧で…」なんて返事が返ってきました。
天都山からそれほど遠くないホテルに到着して、レンタカーを借りるべく営業所に電話をしてみると、2000ccの4wしかないといいます。 「2000ccの車なんてよう運転せん…」(==; 全国週間天気予報で札幌に雪ダルマが並んでいたにもかかわらず免許証を持ってきたもう一人が言い、私も慣れない車の運転を一人で引き受けるのは荷が重いのでレンタカー計画は沈没。 そうと決まれば、早速フロントへ行って情報収集です。 JRも駅まで遠いことからロスタイムが多くなりそうで、沿線にこれといった見所もないことからこれもボツ。 ということで網走の観光名所を調べてみると、ホテルに向かう前に行ってきた天都山周辺にかたまっていることが判り、こんなことならあそこでバスを降ろしてもらえばよかった… とは言うものの、その時点では観光用のバスが網走駅から出ていることも、網走駅からホテルに向かうバスがあることも判らなかったわけですから、そんな無謀なことはできません。 『網走監獄博物館』『網走刑務所』『北方民族博物館』などを見て回ることが決まり、駅まで行くバスの時間を見ると11時42分が行ったばかりで、その次は14時27分しかない。 4時には暗くなってしまうというのに1時間半も待っているわけにもいかず、タクシーを呼んでもらってまずは鮭の遡上してきている『カムバックサーモンin網走』を見ました。 網走湖に流れ込む小さな川の河口だけを広くしたところにわさわさと鮭が泳いでおり、手を伸ばせば簡単に獲れそうなくらいすぐ近くで見られ、すでに力尽きて横たわっているものもいました。 ホテルのレストランでは昼食がないということでとりあえず監獄へ行き、¥10単位はチップとして¥1600をタクシー運転手に支払いまして、入り口の前にあった店で味噌ラーメンを食べました。 ホテルに置いてあった割引券もちゃっかり持ってきて、¥100引きで入った監獄博物館は閑散としており、早速記念写真をば…と思ってもシャッターを押してくれる人が見当たらず、次に入ってくる人を待っていたくらい。 若い男女のグループが入ってきたので、お願いすると快く承知してくれ記念に…とおばちゃんグループを混ぜて彼らも 「やだ、誰か寝ている…」 と、わらぶき屋根の屋根部分だけのような家に一歩足を踏み入れて躊躇したのはたった一人だけで、残りの三人はどこへでも(もちろん入っていいところだけですが)ずかずかと入り込んで、 「あらぁ…敷布団代わりにムシロを使ってる…」 とか 「こんな掛け布団一枚だけでは寒かっただろうね…」 なんて、本拠地である監獄から遠く離れたところで作業をするときの、別名動く監獄(たこ部屋)と呼ばれていた仮宿舎です。 空いているのをいいことに、気分が悪かったことなどすっかり忘れて、狭い獄舎の一室に入ってお腹をすかせた受刑者になってみたり、当時の様子を再現するためにおいてある人形に挨拶をしたり、小さな小屋が三つあると覗いてみたらそれが独房で、早速友人の一人を凶暴な極悪人として連行しようとするハナタレおばさん。 ワイワイガヤガヤと約一時間をかけて隅から隅まで見て回り、出口近くで掃除をしていたおじさんに5~6分で歩いて行けると思っていた刑務所までの道順を聞こうと思ったら、3Kmくらいあるそうで、もうすぐバスが来ると教えられて急いで停留所へ行ったのですが、バスは行ってしまったあと。 さてどうすべぇ? 路線バスに乗って旅行をすることのない人間のすることはこんなもので、これから一時間もバスを待って、誰か知り合いでも入っていない限り入り口をチラチラッと見て写真の一枚も撮ったらすることもない刑務所を見て、また次のバスを待たなければならないとは… 監獄へ来る途中でちょっと回ってもらえばよかった…と、今更気がついてもどうしようもなく、がんばって歩けば30分くらいで行けるのかも知れませんが誰もそんなことは言いません。(^m^; 「こうなったらヒッチハイクで!」 って、若い女の子ならスカートを太ももの辺りまで引き上げればいいかもしれませんが、おばさんではそれよりもっと引き上げても… ( , ,)あら、誰もスカートなんて穿いてない。 だからといって、パンツを脱いで肌色のタイツになんてなったら警察に逮捕… あ!うまくいけば刑務所内が見学できるかも。(違ぁーうっ!!) まあすんなり刑務官さんとの記念撮影はあきらめて、もうひとつの『北方民族博物館』へ向かおうということになり、刑務所とは逆の方向へ向かうバスの時間を見るとまだ30分ほど時間があり、コーヒーでも飲もう…とラーメンを食べた店まで戻り、いも団子なんてものをメニューに見つけてちょっと早いおやつも。 二つ先の停留所になっている博物館まで¥160。 18世紀のイヌイットのくらし一年をわかりやすく紹介するマジックビジョンもゆっくり見られました。 そこでタクシーを呼んでもらって待っていると、行きと同じ運転手さんが迎えに来てあれやこれやと話を聞いていたら、私たちがラーメンを食べた店で予約をしておけば当時の刑務所食が食べられたそうで、運転手さんとしてはあまり勧めてもいけないと思って言わなかったのだそうですが、教えてくれれば 「私たちは網走でクサイ飯を食べてきたんだよ!」 と自慢?ができたのに… 帰りのタクシー料金はまたもや¥10単位はチップで¥1800也。 次回に続きます。 2006/11/20 晩秋の北海道Ⅰいつもはお寝坊な私も、この日ばかりは朝4時半から起きてズボン下を穿いたり厚手のババシャツを着たりして、壁塗りは…まあ適当に 「お前が起きなかったら他の二人だけ乗せて出発するぞ!」 なんて、前日からアッシー君の長男に脅されながらも、 予定通りの時間に車に乗り込み、
予定通りの電車に乗り、
予定通りの飛行機に乗って、
予定通りの9時5分には新千歳空港へ到着。
『晴れ女参上!』 ついさっきまで雨が降っていたかのように濡れた道路と、ちょい曇りの空を見上げてにんまり。(⌒ー⌒)v 40名の参加者全員が乗り込んでバスは出発し、一通りの挨拶などが済むと 「早速ですが…」 と添乗員さんが立ち上がり、走行キロ数約380kmである一日目は予定通りに行程を進めると動物園の入場時間が 今回のツアーは三日間とも昼食がついてないのですが、バス2台分の多人数が一気にそれぞれのものを注文すれば、全員が食べ終わるまでに時間がかかってしまうので、ジンギスカン鍋と海鮮鍋に限って予約を受け付け、食事タイムの短縮を図りたい。 ついでに付け足すと、この日の夕食はちゃんこ鍋となっているが、ひとり¥2000プラスすることでグレードアップした鍋物になる。 また三日目は、行程の都合上食事をする時間がないので車中食となり、弁当を買うような店もないことから弁当の予約を受け付けるということで、どちらの昼食もほとんどの人が、グレードアップの夕食については半数くらいの人が予約をしました。
とまあ、昼食についてはもっともな計らいなので、私たちはその日の海鮮鍋と三日目の弁当を予約しただけですが、オプショナルを追加していけば激安だと思っていたツアー料金は、ごく普通の値段になってしまうことになっています。(^m^; バスは道央自動車道に乗っかり札幌市内を走り抜けひたすら北上しますが、冬枯れの黄金色一色となった風景の中で私の目を引いたのは鮮やかな『赤い花』で、ぜひとも写真に収めてきたかったのですが、残念ながらカメラを片手に歩いているときには見当たりませんでした。 北海道在住の方は『赤い花』と聞いて首をかしげていることと思いますが、実はこれ、本当は花ではなくナナカマドの実なんです。 本州の平野部で見るナナカマドの実はそんなに大きくないのですが、山間部の街路樹として植えられているいるものや北海道で見る実は大きくて、遠くから見るとまるで花が咲いているように鮮やかなんです。 昼食タイムを短縮できたことから、動物園に行く前に美瑛の丘めぐりをすることになりました。
パッチワークといっても、時期が時期ですから花が咲いているわけでも野菜が植わっているわけでもないのですが、それはそれで刈り取られた牧草地の緑や枯葉色の畑、何も植わっていない肥沃なこげ茶っぽい土が見事に調和してパッチワーク模様を見せてくれました。 が、走行しながらの丘めぐりであること、席が通路側であったことなどから窓ガラスに光が反射してしまったりしてうまく写っておらず、パッチワークの代わりに『ケンメリの木』と呼ばれるポプラです。
むかしケンとメリーのスカイラインでしたっけ?(あまり自信がない)
それのコマーシャルが撮られたポプラなんだそうです。
テレビなどでご存知の方も多いことと思いますが、この動物園どこが良いのかといいますと、一部の動物が四方八方から見られるということで、頭上の金網の上で寝ているユキヒョウは落下物があるかも…というのがちょっと心配なんですが、大きな肉球が間近に見えたりします。 人気者の白熊館では、お客さんをアザラシだと思ってザバーン!と水槽に飛び込んで、こちらに襲いかかってくるかのようなあのシーンを狙ったカメラマンたちが何人か待ち構えていましたが、この日は気が向かなかったのか忙しそうに歩き回るばかり。 ふと視線を変えると、まるでぬいぐるみのように両足を前に伸ばして座っている白熊が… ペンギンのトンネルはまさしく空飛ぶペンギンという感じで、水中を自在に泳ぎ回るさまは鳥とはまた違った動きに目を奪われました。 雪が積もるころにはペンギン館から出て、よちよち歩きの可愛いお散歩姿が見られるそうですが、今はまだお出ましにはなりません。 縦型のガラスの丸いトンネルを上から下へ、下から上へ行ったりきたりを繰り返しているのはアザラシで、トンネルに入ると一気に丸々と太って見えるのが笑えました。 が、写真を撮るには早すぎて尻尾ばかりが写っていました。( _w_ ;
ということで、ちょっと忙しかったのですが友人たちに遅れまいと気を遣うこともなく、写真撮影をしながら園内を一周し、新米の出回っている今限定の玄米を炒ったような香ばしいお米のソフトクリームも食べました。
動物園を出て温根湯温泉へ向かう途中の山道では雪が降っていましたが、ホテルのある温根湯では道路も乾いていました。 グレードアップした夕食でなくても十分に満足したのち、前回で記事にしたような不愉快な出来事が起きてしまったわけですが、気持ちを大きく持ってそんなことは忘れたかのように、みんな朝が早かったので疲れて寝てしまいました。 長くなってしまうので続きは次回とします。 |
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